ライポソニックスとは

前立腺がんの治療に関して、その効果が非常に高く評価されている方法があります。高密度焦点式超音波治療法、HIFU(ハイフ)です。
この技術を脂肪吸引に応用したのがライポソニックスと呼ばれる美容治療法、ならびにその器具です。ライポソニックスの仕組みを簡単に見ていきましょう。

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ライポソニックスは超音波を利用して表皮より深部の脂肪細胞を破壊する施術です。超音波は一点に集中させることにより、その焦点において非常に高いエネルギー状態を作り出すことができます。この焦点部分を除去したい脂肪細胞に合わせることで、瞬間最大温度90度という高温状態を発生させ、瞬時に脂肪細胞を破壊するというわけです。ライポソニックス、あるいは高密度焦点式超音波治療法の特徴として、超音波を集中させた点からわずか5ミリメートルでも外の位置になると、その部位では高くて50度程度の温度しか発生しないため、取り除きたい脂肪細胞をピンポイントに狙い撃ちして、しかも周辺組織にはほとんど影響を与えないという治療法が可能となっているのです。

内臓脂肪の蓄積に注意!

皮下組織の中で、脂肪細胞は広く分布していますが、ライポソニックスは主に皮膚から1.3ミリメートルの深度を中心に、約1センチ幅の脂肪層を破壊していくことができます。超音波の集中によって生じた熱が破壊した脂肪細胞は、そのあと12時間程度のスパンをかけて、ゆっくりと他の貪食細胞に処理され、視線と代謝されて体外へ排出されていきます。瞬間的とはいえ、最大温度が100℃近くになるため、安全を考慮して皮下脂肪に相応の厚みがある部分にしか施術は行われません。ということは、かなり肥満している部位には活用することができても。皮下脂肪が2cm程度の部位では使用できないという事なので、当然顔などのたるみを除去するには不向きとなります。



ライポソニックスは、局所的に、瞬間的に、強いエネルギーを発生させるため、施術の回数は基本的に1回で終了できるというメリットがあります。脂肪組織は熱破壊されるため、その後の再生(リバウンド)も起こりにくいでしょう。施術後の効果は、破壊した脂肪細胞の処理を自然治癒力や代謝機能に依存しているため緩やかであり、3ヶ月ほど効果が現れない人もいます。現在、有効性が認められ、製造元が発注に対応しきれないほどの人気ぶりですが、反面慢性的に機具が不足し、治療を受けられるクリニックが少ないのが難点です。